あるスーパーでの出来事なのだが

 

夕刻の忙しい時間にお客が

生パン粉を片手に何やらレジの前で

キャッシャーに訴えていた

 

そば耳を立てて聞いてみると

どうやら先程購入したばかりなのに

カビが生えていたのだというのだ

 

そのお客は怒鳴ることもなく

むしろ、夕刻という忙しい時間を気遣ってた

ようにもみえた

 

しかし私が驚いたのは次にキャッシャーが

放った言葉である

店員はお客に藪から棒に

 

「返金にしますか？交換にしますか？」

こう言い放った

 

商品をどうしたかなどは記憶に残っては

居ないのだが、そのお客はキョトンとした

面持ちで帰って行った姿は今でも

焼きついている

 

そのスーパーの評判は、やはり

あまり良いとはいえない

 

どんなに営業力があって

その店舗に商品をベストな場所に置かせて

もらえたとしても

 

このような末端の接客態度では

日にいくつも売れはしない。

せっかく努力して取ってきたとしても

企業側もそれでは満足しないであろう

 

訪問先では、末端の接客態度なども

チェックし、その店舗が繁盛店であるか

など推測することも必要ではないだろうか